やみかわえんじにあ

週7でメンヘラのエンジニア女子が躁うつ闘病生活の日々と大好きな音楽について語るブログです。

【双極性障害】躁のわたし、鬱のわたし〜まるで感情ジェットコースター〜

初めまして、週7でメンヘラしてます。

双極性障害Ⅱ型のわたしが双極性障害についてと症状の経過、向き合い方について実際の症状や感じたことを中心に赤裸々にお話ししたいと思います。

同じく双極性障害の診断を受けて辛い想いをしている方や、身近に双極性障害の診断を受けた人がいる方、自分が双極性障害かもしれないという方のお役に立てれば幸いです。

双極性障害とは?

双極性障害というのは

精神疾患の中で気分障害に分類されています。

気分障害とは、気分が正常の範囲を超えて高揚したり、落ち込んだりすることが一定期間継続するもの 気分障害|KOMPAS

主な症状

比較 うつ状態 躁状態
気分 とても落ち込む ハイテンション  
睡眠 不眠や過眠    寝なくても平気と感じやすい  
体力 疲れやすくなる 疲れにくく活発になる  
気力 何をする気も起きない 何か行動しないといけないと感じる
自信 何もできないと感じる なんでもできるような気持ちになる
価値観 無価値だと感じる  特別な存在だと感じる
思考力 物事を判断しにくい アイデアが次か次へと出て止まらない
欲求 食欲が低下したり過食に 性欲や物欲が増進し不要な浪費行動

このようにうつ状態と躁状態が繰り返しおこなわれる心の病気です。

昔は躁うつ病と言われてたりもしていました。

そんな双極性障害にはⅠ型とII型が存在します。うつ病とは別のものです。

Ⅰ型とⅡ型の違いは?

躁病とうつ病を繰り返すものを「双極I型障害」、軽躁病とうつ病を繰り返すものを「双極Ⅱ型障害」と分類されます。双極Ⅱ型障害は、双極I型障害に比べて症状が軽いというわけではありません。双極Ⅱ型障害であっても、うつ病の期間が長く、仕事ができないなど大きな社会生活上の不利益を伴うからです。 双極性障害(こころの病気のはなし/専門編)

Ⅰ型の躁状態は、明らかに周りから見ても異常とわかります。

Ⅱ型の軽躁状態は、Ⅰ型の躁状態に比べると症状自体が軽くなりますが

衝動性が強いので、躁状態よりも自殺してしまう人が多いのも事実です。

基本的にⅠ型は入院、Ⅱ型は場合によって入院or薬の処方になります。

どちらの方が辛いなどはなくそれぞれ辛いものだと個人的に解釈しています。

双極性障害と診断されるまで

普通の生活が送れなくなってきた

  • 外に出るのが難しい
  • 朝起きても動けない
  • 起きたら夕方
  • 30分~2h以内で起きる
  • 寝ることがしんどい
  • 気分の上下が激しい
  • 倒れてしまうことが増えた
  • 死のうとした
  • 何もする気が起きない
  • 自分に対しての清潔へ無関心に

徐々に日常生活に支障が出てきました。起床・就寝・外出・歯磨き・お風呂などの

生きる上で当たり前のことがしんどいものになっていました。

心療内科へ

私は、以前にも心療内科で診察を受けています。その時は適応障害との診断でした。

ですがその時より明らかにおかしいと感じたので再び心療内科へ行きました。

軽いカウンセリングと問診を受けて、お医者さんとお話しをしました。

その結果診断されたのが双極性障害Ⅱ型です。

最初はびっくりしましたが、以前適応障害の診断を受けた時に処方された薬が合わなかったことや、気分の上下が激しくまるでジェットコースターのような毎日だったことを振り返ると納得がいきました。

双極性障害のしんどいポイント

1.激しい上下のせいで疲れる

うつ状態では

『私には何もできない、価値がない、死んでしまいたい』 となるのに対して

次の日が躁状態だと

『やっぱり死ななくてよかった!私なら何でもできる!だって私だもん!!!!生きるって素晴らしい!』 のようになるんです。

この繰り返しには決まった期間がありません。

例えるなら、いつ上がるのか、落ちるのか分からないジェットコースターに乗せられているような感じです。

怖いしとても疲れます。

2.今がどちらのの状態か自分でもわからない

  • うつ状態の時は、病んでいるし、物事の判断がしにくい
  • 躁状態の時は、すごいハイテンションで疲れないし元気だと思っている

上記の理由によりどちらの状態なのか判断がつきません。

3.先の予定を立てるのが厳しい

  • 実際その日に動ける保証ができない
  • 先の状態が未知なので予測が立てられない
  • どんなに楽しみでも動けない日もある

その日に行けるようにコントロールは試みますが上手くいく保証はないです。

予測が立てられないので、行ける!と思った時に突然誘います。

治療のゴール

振れ幅を減らす

  • 気分の波を少なくする
  • うつ状態と躁状態の症状を改善(振れ幅を減らす)

気分の波が激しくそれを繰り返すものが、双極性障害です。

なので、正常だった頃の波の振れ幅に戻せるかが鍵になると思っています。

ですが双極性障害は、再発率も非常に高いので私はコントロールを目標にしています。

各状態の自分と向き合う

  • 起きたら昨日を振り返る
  • 症状のうちどれが現れたか意識する
  • できたこと、できなかったことの把握
  • 後日、うつ状態or躁状態かを見極める

コントロールするためには、まず各状態での自分と向き合うべきだと思います。

どちらの状態か後でもわかるようになれば、無駄な自責を防げます。

双極性障害ということを受け入れ、各状態の自分を把握することで

治療のゴールへと近づけると思います。

まとめ

うつ状態

  • 気分が急降下する
  • 何をするにも疲れてしまう
  • すぐ死にたくなる
  • 食欲が異常になる
  • 判断が難しくなる
  • 本人はしんどい
  • 周りは振り回されない

何もしないことが許される環境なら、何もしないほうが吉です。

もし絶対に休めないという状況なら、やり切ったほうがいいです。

やりきれなかった場合、自分を攻め出すので悪循環は避けましょう。

周りの人がうつ状態ぽいと気づいた場合は、気分転換の提案をしてください。

それだけでもかなり落ち着いて考えられるので、心が救われます。

躁状態

  • 気分が急上昇する
  • 疲れないので動き回り活発に
  • 行動しなきゃとそわそわする
  • 不要な浪費行動
  • 考えがたくさん出るため多弁に
  • 本人は元気
  • 周りは振り回される

動ける時に、動きたいと思う気持ちはわかります。

一旦冷静になり、もしかして躁状態なのでは?と疑う癖をつけましょう。

それでもわかない時は、仕方ないので気にしないでください。

周りの人が躁状態ぽいと気づいた場合は、上手くその状態を利用して

自己肯定感を上げる、もしくは冷静になるよう促してあげてください。

躁状態の時、本人は元気になれた!と喜んでいて気づいてないので

大きなことをしてしまう前に止めてもらえるとすごく助かります。

診察でうまく話せる自信が無い方へ

私も自分の想いや状況を伝えることできるのかな?と不安でいっぱいだったのですが

お医者さんが上手いこと診断基準に関係することを聞き出してくれるので安心してください。

そこはその道のプロに頼っていきましょう。

病院に行くことができただけでも大きな進歩だと私は考えています。

以上になります。

私も診察されてまだ一年半とかなので

手探りですがまた何か良いアプローチ発見があれば追記します。

今日の大好きな曲

SuperflyのMy Best Of My Lifeです。

私が落ち込んで死にたくなる時によく聞く大好きな曲です。

素晴らしい歌詞ばかりで選ぶのが難しいですが、特にこの歌詞が大好きです。

信じながら 許し合いながら

誰かの胸に飛び込めたら ほほえみと溶け合って

My Best Of My Life|j-lyric.net

生きるというのは、許し許されそこに居ることだなと強く感じました。

こう感じたのことをきっかけに、人の失敗に寛大になりました。

そして、他者への感謝も常に感じるようになりました。

よければ聞いてみてください!きっと励まされると思います


Superfly - My Best Of My Life

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回の記事は、下記事のリニューアル記事でした。

www.yumedeshinou.work